富山 振り返り(その2) 雨晴海岸、「道の駅 雨晴」できました。そして、「 木彫りの里」井波。夕暮れの倶利伽羅峠。
「あまはらし」と読みます。芭蕉さんも来たかった、私も来たかった、雨晴駅と雨晴海岸。芭蕉さんは、荒磯海を思い、私は数年前にJTBの時刻表の表紙になった「雨晴駅」とはどんなところか、ずっと気になっていました。これでまた宿題が解決です。梅雨入り前、最後の晴天を「雨晴」で! 最高です。
この場所に、道の駅をつくってしまったのですから、素晴らしくないわけがない。お金をかけたお洒落な道の駅です。北アルプスは見えなかったので、「こんな感じ写真」で!。
そして、木彫りの里 「井波」です。 諦めきれずに 向かいます。 6/3の「鶴瓶の家族に乾杯」の放送が、南砺市。 南砺市(なんとし)という名前は、なんとしても阻止してほしかった。 道の駅で、番組に出演した人に遭遇しました。あ〜 ビデオが見たいです。 町中が彫刻でいっぱいの旧井波町。独特の文化です。偶然、ここで芭蕉の句碑を発見。瑞泉寺の11代住職のおかげです。芭蕉の弟子とつながっていた? とか。 句碑への道を尋ねると、またまた、句碑の前まで一緒に来てくださって、説明してくれたSさん。そして、立派なつくりの自宅、お家にお住まいです、家の中に入れてもらいました。ありがとうございました。
木彫り彫刻で有名な、「瑞泉寺」。公開時間に、私が間に合わなかったのを気の毒がって、お寺のおばちゃんが、山門の彫刻を説明してくれました。 ほんとうに皆さん親切で、富山はいい印象ばかりです。ありがとうございました!
さて、よくばって回ったので、芭蕉さんも通過した、富山ー石川県境の倶利伽羅峠(くりからとうげ)を越えるのが、夕方遅くになってしまいました。覚悟はしていたものの、予想以上に苦戦して道に迷い、誰もいない限界集落を通過してクマ出没の看板を見つけたころには、道に迷っていました。わあ〜〜〜マズイ。立派な案内はたくさんありますが、距離感、方向が判断できない。全く人気、車毛なしの暗い林道を、泣きながら走ります。
誰か〜〜! と思った瞬間、ひとりのおばさんが猫とともに現れました。この山の中で、まさかの猫と散歩???。 また救われました〜〜! そして無事金沢市へ。
いつも思うのですが、今日みたいに、倶利伽羅峠近くの限界集落のような場所がありながら、1時間も走ると金沢のような大きな街がある。全国にそういうところは多いです、街の人口の「アンバランス」。う〜ん ・・・