バイクでたどった「奥の細道」 <アッキーさんのクロスカブ+その後>

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず春立てる霞の空に」芭蕉さんの辿った「奥の細道」へ、クロスカブ(110CC)で出発したのは2019年4月のこと。4000kmの旅を終えて・・・ ブログは続きます。 季節の風景、旅のこと、鉄道のこと、新聞テレビから、街のできごと、美味しいこと、うどんのこと、富士山のこと、盆栽もみじちゃんのこと、苔ちゃんのこと、おじさんは怒ってるぞ!のこと・・・などなど 

6/25 バイクでたどる「奥の細道」50日を振返る 出会い① 新潟県上越市 瞽女(ごぜ)ミュージアム

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ごぜミュージアムと雁木通り。  映画館「世界館」。

・「瞽女(ごぜ)ミュージアム

新潟県上越市あたり(通過は6/2~3ころ)の報告です。ずっと気になっていながらお伝えしていなかった場所です。

直江津」と「高田」が一緒になって上越市ですが。   私のイメージ、知っていることは「豪雪地帯」。  列車で通過する際の重要な駅「直江津」=夜行列車。  雪が多いのでまちの通りには雁木(がんぎ)がある「高田」。です。 

雁木の通りを探していると、高田駅に近い場所で「瞽女(ごぜ)ミュージアム」(http://www.goze-museum.com/) を見つけました。 閉館時刻にも関わらず、熱心に説明をしていただき、ありがとうございました。各地でいろいろなNPOが頑張っていますが、こちらはとても珍しいミュージアムだと思います。心が揺さぶられました。

  瞽女(ごぜ)さんは、三味線を弾き、唄を歌い、村々を回って暮らしを立てていた盲目の女性の集団を言います。全国で見られたそうですが、特に高田や長岡の瞽女さんを「越後瞽女」 と呼んで、このミュージアムは「高田瞽女」の歴史などを紹介しています。

2020年完成予定で制作中の映画「瞽女 GOZE」をどうか見てください。

 ・親切すぎるお父さんたち 5人がかりで

高田駅近くで芭蕉の句碑が見当たらなく、車庫にいたお父さんに軽い気持ちで「芭蕉の句碑がこの近くに?」と尋ねたところ、「家内が知ってるかも」と奥さんを呼んできて、奥さんは隣がくわしいとドアをノックして・・・ 3人・・・ 「あそこの家は古くからいて知っているはず」とみんなで別の家へ歩いて移動・・・ あまり面識はないようですが、いきなり「すみません 芭蕉の句碑を探してる人がいるんですが知ってますか?」と聞いてくれて、出てきたお母さんは、お父さんを呼び・・・ 総勢5名で 私の句碑探しに協力してくれました。ホント 申し訳ありませんでした。(^^ゞ ・・・結局わからずです。これでもか というほど 親切でした。

・そして 日本で一番古い映画館 今も健在

「高田 世界館」これからも ぜひ続けてください!

 

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上越市の海岸近く。芭蕉さんの句碑の近くに、「安寿と厨子王」の解説が。 3と8の日は市が立ちます。