バイクでたどった「奥の細道」 <アッキーさんのクロスカブ+その後>

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず春立てる霞の空に」芭蕉さんの辿った「奥の細道」へ、クロスカブ(110CC)で出発したのは2019年4月のこと。4000kmの旅を終えて・・・ ブログは続きます。 季節の風景、旅のこと、鉄道のこと、新聞テレビから、街のできごと、美味しいこと、うどんのこと、富士山のこと、盆栽もみじちゃんのこと、苔ちゃんのこと、おじさんは怒ってるぞ!のこと・・・などなど 

5/11 平泉です!芭蕉さん ついに折り返し点到着ですよ!

一ノ関をゆっくり出ました。はれ。12℃。最高24℃予想です。走り始めると風が気持ちいいですが、日差しはもう暑さを感じます。20分で平泉の「道の駅・黄金花咲く理想郷」(素晴らしい名前です・笑)       ほどなく、高館義経堂です。「高館にのぼれば、北上川南部より流るゝ大河也。・・・国破れて山河あり・・・ 」  芭蕉さんと曾良ちゃんは1689年旧暦5月13日にここを訪れています。義経大好きの芭蕉さんだったらしいので、ここであっただろう事を想像しながら、今日みたいな風を感じていたかもしれません。とってもいい眺めです。

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高館義経堂(たかだちぎけいどう)。堂内に木造の義経が。北上川は悠然と流れます。

夏艸や  兵どもが  夢の跡      (なつくさや  つわものどもが  ゆめのあと)

中尊寺へ向かいます。金色堂の旧覆堂横に芭蕉さんがいました。満足そうです。ついに折り返し地点まで来ました。これ以上北に行かない事を前から決めていたようです。ですから、一ノ関から日帰りで平泉を見ています。そんなに早くてよかった?

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芭蕉のほか、義経、弁慶、衣川などにまつわる石碑がたくさん。


最も来たかった所じゃないのかな?

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金色堂。覆堂の近くにいらっしゃいました。岩手最北、折り返し地とあります。