バイクでたどった「奥の細道」 <アッキーさんのクロスカブ+その後>

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず春立てる霞の空に」芭蕉さんの辿った「奥の細道」へ、クロスカブ(110CC)で出発したのは2019年4月のこと。4000kmの旅を終えて・・・ ブログは続きます。 季節の風景、旅のこと、鉄道のこと、新聞テレビから、街のできごと、美味しいこと、うどんのこと、富士山のこと、盆栽もみじちゃんのこと、苔ちゃんのこと、おじさんは怒ってるぞ!のこと・・・などなど 

富山を振り返ります(その1)黒部の名水 、魚津で蜃気楼体験 、富山市内6/4〜5編 奥の細道「奈呉の浦」(または 那古の浦、射水市)を目指します。

毎日たくさんの出来事があり、感動しながらも走っているので書き込む時間が足りません。ほんのわずかしかお伝えできません、お許を!。  一週間前に佐渡にいたのが、何年も前のようです。浦島太郎はこうだったのですね…状態です。

富山の前に、新潟の報告をしなければなりませんが、ちょっと先送りします。どこかで頑張ります。(^_^;)

6/4  黒部峡谷鉄道宇奈月駅から、海沿いに戻りました。いま、宇奈月はほとんど台湾からのお客さんです。(立山アルペンルートも)    

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黒部の海岸から立山連峰を望みますがちょっと雲が… 。湧き水冷たいです。 今も回転するのか?、生地中橋。遮断機、信号があります。

黒部市から海沿いに富山市内へ向かいます。「魚の駅」もあります。立山から湧き出す水、上手に大事に使っています 水を。日本最初の船を通すための回転する橋。

魚津市。 しんきろうロードで魚津市内へ。    よくわからないですが、27度で暑くてなんとなく蜃気楼の気象条件じゃな〜い?と思っていたら・・・蜃気楼おじさんが(蜃気楼カメラファンの方)  がいました!    お化けみたいに聞いてみました   「 出ますか〜? 」「ほれ あそこ!少しのびとるで〜 」       お〜〜!蜃気楼‼️ゆらゆら

 

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蜃気楼は現れた ちょっと(笑)。2つ目は5月に出たとき、おじさんの写真より。富山市内 富岩環水公園、綺麗です。


そして富山市内です。雲が少し多いのですが、チャンスはもう無いと思って、翌日6/5のアルペンルート行きを決断したのでありま〜す。(それが前の報告です)

6/6富山市内。まちのつくりに、ゆとりと美しさがありますね〜。ほんとにいいです。富山城址。富岩運河環水公園、優雅です。      ここで、「川越からですか〜?私   ロジャースのところに住んでました〜」とお父さんに声をかけられ、ひとしきり。   川越をよく知っています。

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富山市内岩瀬の町並み。新湊大橋、その下に帆船 海王丸パーク。高いでしょ、 橋。


富山市岩瀬。  北前船時代のいい町並みです。江戸時代へスリップ。

射水市(旧 新湊市)奈呉の浦付近。「海王丸パーク」と「新湊大橋」すごいの作っちゃいました。(´⊙ω⊙`)   橋渡りました、こっ … 怖いです。周り見ちゃいけません、必死です。もうクロスカブで通りたくない、風があったら絶対無理です。  パークの観光案内所のOさん、とっても楽しい方で、これからの生き方について語り合ってしまいました。  (笑)      奈呉の浦のことを尋ねると、芭蕉の句碑があるので寄ろうと思っていた「放生津八幡神社」のお母さんにすぐ電話してくれて…。「余計なことしちゃったみたい」と。いえいえ ありがとうございました。  ほんとに毎日が「鶴瓶の家族に乾杯」みたいです。

放生津八幡神社。 (ほうじょうず)八幡神社に向かうと、お母さんが資料を用意して、待っていてくださいました。「10月1日の新湊曳山まつり」のこと、万葉の歌枕の地であること、「大伴家持   (おおとものやかもち」 のこと (教科書で習いましたか〜?)  、 そして「芭蕉の句碑」のこと・・・などなど。神殿のカギを開けて中まで見せてくれました。    突然  、「仕事は◯◯ですか?」と聞かれ、なぜわかる???。「元 …」ですと答えると、お母さんは元同業者でした。  びっくりは続きます。止めてあった車のナンバー、「あの番号、お母さんの誕生日ですか? 」 「そう」。      あははは…    そうです 私と同じ日です。こんなこともあるんですね〜 。  そしてさらに、お名前が「おおとも」さん。そうです、大伴家持の…     なのです。

芭蕉さんは奈呉の浦から、右方向 氷見のほう(荒磯海:ありそうみ) へ向かいたかった。しかし、泊めてくれる宿もないぞとおどされ、諦めるのですが、そんな気持ちを

わせの香や  分入右は  有そ海    わせのかや  わけいるみぎは  ありそうみ

と読んでいます。

 

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こわい こわい。 放生津八幡神社の鳥居と芭蕉句碑。 県営渡し船 無料です。


八幡神社のお母さん、「あの新湊大橋、高所恐怖症には渡れん」と、遠回りして車を走らせているそうです。    立派な橋ができても、自転車、人は車道を走れませんので(エレベーター → →走って→ → エレベーター  と使えば渡れます)、県営の渡し船が存続します。 消えちゃった「新湊」いい名前だったのになぁ〜。      おじさんは 「なんだかな〜」ばかり言ってしまうのです。    海ギリギリまでカッコいい「トラム」が来ます。神出鬼没の「ドラえもんトラム」きっといいことあります。 「川の駅」があります、日本のベニスと呼ばれるそう。      

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ドラえもんトラム。 川の駅からの風景です。名物「白えびカレー」。