バイクでたどった「奥の細道」 <アッキーさんのクロスカブ+その後>

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず春立てる霞の空に」芭蕉さんの辿った「奥の細道」へ、クロスカブ(110CC)で出発したのは2019年4月のこと。4000kmの旅を終えて・・・ ブログは続きます。 季節の風景、旅のこと、鉄道のこと、新聞テレビから、街のできごと、美味しいこと、うどんのこと、富士山のこと、盆栽もみじちゃんのこと、苔ちゃんのこと、おじさんは怒ってるぞ!のこと・・・などなど 

5/21 村上市です、三面川、鮭の町。岩船神社 → 新潟市へ 芭蕉さんはどこを通過?

村上新潟県村上市朝日の朝です。宿は、道の駅を中心とした観光拠点の「朝日みどりの里」に豪華コテージがあり、5人用を独り占めでした。個別のユニットバスに温泉コックが付いて、ひねると源泉60度が出るスゴイ仕組み。しかもお風呂は2階という大胆設計。(^^)  お世話になりました。前線の通過で予報どおり雨です。東海〜関東は大雨予報。こちらは昼過ぎに上がりそうですので、雨が上がるのを併設の「まほろば温泉」に入って待ちます。

奥の細道では、山形県境から村上、その先も新潟市方面へはどの道を通過したのかよくわからないところがあるようです。海岸沿いにこだわる芭蕉さんと曾良ちゃんは別ルートを通った?とか。村上で2人は曾良の知り合いの紹介で、久左衛門さんのところに二泊しています。そのお宅跡は、今はおしゃれな「井筒屋」さんです。

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井筒屋さん、久左衛門宅跡 二泊した。村上駅前観光案内所などオシャレです。

町屋再生プロジェクトで、市内あちこちで綺麗で洒落た建物を見ます。案内板なども整備されて街づくりに力を入れているのが伺えます。中でも、駅前の観光案内所が素晴らしい。建物もいい、とっても親切、人もいいです。見どころが広範囲なので、ちょっと歩いて…という感じではなかも。村上は三面川で有名な鮭の町。鮭を「イヨボヤ」と呼んで、「魚の中の魚」としています。こいのぼりならぬ「鮭のぼり」があります。そして有名な瀬波温泉を通過すると岩船神社。ここに句碑がありますが、ここではなく北陸道の中で読んだ一句。

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イヨボヤ会館 鮭の博物館、鮭がぶら下がっています。 村上駅の文字がいいです 。
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岩船神社の鳥居と句碑、漁港のすぐ近く。 この旅最高の贅沢か…岩ガキ食べちゃいました(時価って書いてありましたけど)

村上を出発したのが遅かったですが、明るいうちに新潟駅前に到着。久しぶりに賑やかです。仙台以来でしょうか。ポツンとキャンプ場がウソのようで、懐かしくも。 ^ ^   駅前にテント張れないので宿に泊まります。