日本一美しい鉄道 只見線 こんなに愛されている鉄道はないと思う 「日本の原風景 会津」を走る 只見線
「おかえりなさい只見線!」 2022年10月1日(土)7:11只見駅発 11年ぶりに只見駅を出発する上り会津若松ゆき 一番列車に乗る。 昨年の5月に小出→只見間に乗車した時は、車内は私一人だけ。 その時とは大違いの今日の賑わい。 「おかえりなさい只見線!」のさまざまなグッズを持った人たちが沿線で大きく手を振る。列車の窓から見る光景はまるでテレビのCMのよう。うれしい!
再開通11年というのは、東日本大震災と同じ年に起こった豪雨からのこと。当時の福島県地方は震災の影響でさまざまな混乱の中にあった。 そして鉄道赤字路線への風当たりは強い。 あっただろう多くの反対意見を時間をかけて説得して再開にこぎつけた、只見線を愛する人たちの困難・努力・パワーには計り知れないものがある。まさに奇跡の復活と言っていいのではないだろうか。
「鳥肌が立つような絶景」があちこちに残っている会津地方で、再び命をもらって走ることになった只見線。この日本一美しい鉄道路線を応援しつつ、また少なくとも同じような災害が発生しないでほしいと心から願う。