「人の命が 他の人の手によって、こんなにも簡単に奪われるものなのか」
「一念 岩をも通す」という言葉がある。良い意味で使うことが多い。 「恨み」と「執念」がどんな「行動」となって現れるのか、人の心が見えない限り、誰にもわからない。 どうしたらいいのか? 「教育 」 ( 親、家庭、学校、社会全体 )が、頼れる道しるべであってほしいと心から願う。
ノートルダム清心学園理事長だった渡辺和子さんは、小学校3年生の時に、「二・二六事件」に遭遇してしまった。 自宅の居間で、当時大将の父親が青年将校に襲撃され、44発の銃弾で命を落としたのを、わずか1mほどの距離で目の当たりにした。 それはだれにも想像すらできない。
「人の命が他の人の手によって、こんなにも簡単に奪われるものなのか」と述べていた。
やっぱり、お人好し過ぎるくらいでも、安心して暮らせる日本がいい。