バイクでたどった「奥の細道」 <アッキーさんのクロスカブ+その後>

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず春立てる霞の空に」芭蕉さんの辿った「奥の細道」へ、クロスカブ(110CC)で出発したのは2019年4月のこと。4000kmの旅を終えて・・・ ブログは続きます。 季節の風景、旅のこと、鉄道のこと、新聞テレビから、街のできごと、美味しいこと、うどんのこと、富士山のこと、盆栽もみじちゃんのこと、苔ちゃんのこと、おじさんは怒ってるぞ!のこと・・・などなど 

上越市高田 「瞽女(ごぜ)物語」「瞽女ミュージアム高田」「高田世界館」

上越市の映画館「高田世界館」について、昨日のブログ記事でふれたところですが、また偶然にも今日の読売新聞の日曜版と重なりました。 テーマは「旅を旅して・瞽女物語の作者 斉藤真一さん」  瞽女さんを絵に描き・記録としても残した斉藤真一さんの新聞記事です。

2022.10.23(日)読売新聞 日曜版から

瞽女(ごぜ)」は盲目の旅芸人、三味線を弾いて語り物や民謡を聴かせる人たちです。目の見える1人が先導して、前の人に手をかけて野を越え山を越え、各地を歩く。瞽女さんの中でも最後まで残ったのが、新潟県の高田・長岡周辺で、「高田瞽女」と呼ばれる瞽女さんです。(昨年、映画「瞽女 GOZE」を観ましたが、瞽女さんの一生は想像を絶する過酷なものでした。)

新聞記事の中で、街なか映画館「高田世界館」と、支配人の上野さんが紹介されています。 「雁木(がんぎ)」と呼ばれる雪よけが、街中にかなりの長さで残されてはいますが、一昨年行った時にも町中を歩く人は少なかったです。豪雪地帯でありながらも活気のある、以前の上越高田を想像していただけに、やや寂しく感じたものでした。 しかし、また「高田世界館」や「瞽女ミュージアム高田」を支えるような人たちの街づくりの取り組みで、また賑やかになることでしょう。

2019.5 「瞽女ミュージアム高田」と雁木  新潟県上越市にて