バイクでたどった「奥の細道」 <アッキーさんのクロスカブ+その後>

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず春立てる霞の空に」芭蕉さんの辿った「奥の細道」へ、クロスカブ(110CC)で出発したのは2019年4月のこと。4000kmの旅を終えて・・・ ブログは続きます。 季節の風景、旅のこと、鉄道のこと、新聞テレビから、街のできごと、美味しいこと、うどんのこと、富士山のこと、盆栽もみじちゃんのこと、苔ちゃんのこと、おじさんは怒ってるぞ!のこと・・・などなど 

金沢を振り返る(6/7〜8) 芭蕉の辻 寺町界隈の芭蕉句碑 街歩き…

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鼓門。 芭蕉の辻の碑は片町交差点近く。 犀川大橋。 ひがし茶屋町

 

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願念寺。 長久寺。 主計茶屋町。 雨の土曜日、私はバイクお休みですが、郵便屋さんのカブは働きます。繁華街なので、押して横断歩道を渡ります。ご苦労様。

金沢市内。いつ来ても何となく、ワクワク感があります。観光客は多国籍ですが、日本人も頑張って参加している、正しい観光地だと思います。長く続いた晴天がいよいよ終わり、梅雨入りです。バイクを置いて、歩きでまわります。

一番の繁華街、「香林坊」「片町」周辺はいつも賑やか、特に夜は。その交差点角に「芭蕉が辻」の碑があります。そして寺町の願念寺、成学寺、長久寺に芭蕉に関係する句碑などがあります。

芭蕉さんは1689年7月15日に金沢に到着します。一笑さんという俳人に会うのを楽しみにしていたのに、前年に急逝していた、その兄が供養の句会を開いたときに

塚も動け  わがなく声は  秋の風           と 読んでいます

他にも

秋涼し  手ごとにむけや  瓜茄子

あかあかと  日はつれなくも  秋の風

しおらしき  名や小松吹く  萩薄  (小松は地名の。いい名前だと言っている)

 

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宝泉寺にて。金沢市内を一望できます。 成学寺、句碑まわりが綺麗に整備されています。

「ひがし茶屋町」は団体客が多くすごい賑わいです。が、250m上に芭蕉の句碑がある宝泉寺には誰もいません。ここからの市内展望は金沢一だと、あのドナルド・キーンさんも言いました。アッキーさんも言いました。ちょっと坂道たいへんですが、ぜひ、見てください。

それから、 茶屋町は主計町(かずえまち) 、にし茶屋町もあってそちらは人がいなくていいです。

暗くなり、ビールが飲みたくなっていつもの店へ。( 2回目ですが ^^; )     ドイツ人旅行者の若者と、カウンターで隣合わせになってしまったので、ゆっくり飲めなくなりました。     「のどぐろ」が食べたいこと。31歳 プログラマーでデータ回収の仕事をしていて、NTT関連の仕事もするよう。10日間で東京→箱根→広島→金沢→東京。会社の休みは連続30日みたいにとれるようで、私が「羨ましい!」と言ったら、「あんたは40日間も回っているんだろう!」と言われました(笑)     これらは、優秀なiPad により通じたことです。お店の手助けもしました。