バイクでたどった「奥の細道」 <アッキーさんのクロスカブ+その後>

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず春立てる霞の空に」芭蕉さんの辿った「奥の細道」へ、クロスカブ(110CC)で出発したのは2019年4月のこと。4000kmの旅を終えて・・・ ブログは続きます。 季節の風景、旅のこと、鉄道のこと、新聞テレビから、街のできごと、美味しいこと、うどんのこと、富士山のこと、盆栽もみじちゃんのこと、苔ちゃんのこと、おじさんは怒ってるぞ!のこと・・・などなど 

5/20 山形県遊佐町吹浦の西浜キャンプ場を出発 → 新潟県に入りました。

早起きして、6時に吹浦の西浜キャンプ場を出発し、新潟へと向かいます。先日、酒田市内を見なかったことと、湯殿山を保留にしておいたのが気になり、どうしても立ち寄りたかったからです。酒田は、はじめに日和山公園へ。句碑があります。

暑き日を  海に入れたり  最上川  (あつきひを  うみにいれたり  もがみがわ)

ここにも芭蕉さんいらっしゃいました。港がよく見えます。芭蕉さんが酒田でお世話になった「不玉宅」その跡には芭蕉逗留の地とあります。酒田はお祭りでした。今日は月曜日ですが、学校が休みだそうです。それだけお祭りに力が入っています。子どもたちはそれぞれ、役割があるようです。

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酒田市日和山公園の朝。北前船の1/2模型、大阪、江戸へ海産物などを運び栄えた。最上川の河口で発展した町です。
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海運で栄えた山居倉庫。酒田といえば、おしんさん。ビックリするほど背の高い山鉾。

そして、酒田で偶然に発見したのが、映画「おくりびと」のロケに使われた建物。おもわず、あ〜〜〜これ!! と言ってしまいました。  

そしてもう一つの宿題であった、湯殿山へ。

今日は朝から強風が。バイクは風が怖いです。標高1000mくらい。湯殿山、雪が多い。風に飛ばされそうになりながら、有料道路終点からは、有料バスに乗り換え本宮を目指します。          バスに乗り合わせた集団、本宮で見たこと、やったこと…   この一連のことが、なんだか違う世界に行ったような、不思議であやしい、まさに修行のようでした。(笑)    湯殿山は三山のうち、「未来」ということで、生き返り。写真撮影禁止、門外不出というのでしょうか…  この山の細かいことを他人に話すことを禁ず。

語られぬ  湯殿にぬらす  袂かな        (かたられぬ  ゆどのにぬらす  たもとかな)         芭蕉さんはその神秘にふれ、感動した(衝撃かも?)のでありました。

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湯殿山、神秘がはじまります。そして、鼠ヶ関を超えて新潟県村上市に入りました。

今日は村上泊まり。雨予報なので宿をとりました。       そして、月山は宿題のままになりました、残念。